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メタルな塗り壁

投稿日:05.31.2015|カテゴリー:Blog|コメント・トラックバック:0件

東京で凄い建材の講習会に参加して、衝撃を受けております。

これは金属を塗る。
まさしく言葉通りの材料です。
決して金属風ではない。
仕上がりは金属そのもの。



塗り壁材料なので、左官職人のセンスや技術を駆使して、色んなパターン付けを出来るのが最大の特徴です。
壁だけじゃなく、指輪やフィギア等の細かいモノに塗れるのもGood!
間違いなく、これから左官工事の幅は大きく広がることでしょう。

塗り圧は1㎜以下なので、会社のロゴやマークなどを下地の段階で作ったり、下地の木の木目を残したまま施工しても面白いかもしれません。
しかも大抵のモノにくっつくので、下地を選ばずに塗れる夢の建材。
もちろん、写真以上に実物は素晴らしくてインパクトも抜群なのですよ。

とりあえず、五種類の金属で色んな模様の塗り見本を作り、一宮市や名古屋市を含めた愛知県全域と岐阜県美濃地方を中心に提案させていただきますので、近隣の皆さんは期待していてください。
また、近隣じゃなくても条件さえ合えば施工は可能なので、お気軽に声を掛けてくださいね。








左官の仕事~ 鏝絵

投稿日:05.13.2015|カテゴリー:Blog|コメント・トラックバック:0件

鏝を使って絵画を描く工法があります。

それは左官の技術を芸術にまで高めた技法と言えるでしょう。


土蔵の戸前部分に漆喰でレリーフが施されているのを見たことがないでしょうか?

これは  土蔵の仕事をした左官職人が、仕事をさせていただいたお礼に感謝を込めて作っていた  そうです。

漆喰に鏝を使って描くこの技法は繊細で美しく、見る人を魅了するモノも少なくありません。

このレリーフ状に描かれたようなモノこそ、  【 鏝絵 】  であります。



写真は新潟県のサフラン酒造です。

他にも静岡県には、左官の神様と呼ばれる伊豆の長八こと、 《 入江 長八 》 は鏝絵の名工として有名ですよね。

彼の作品は静岡県松崎町に今も数多く残っており、彼の功績を称えて建てられた 《 長八美術館 》  などでも見ることが出来ます。

その素晴らしさは見るもの全てを魅了しますよ。

私も若い頃に行ったっきりなので、今度はじっくり見たいと思っております。


静岡県松崎町では、漆喰を使った鏝絵のコンクールも開催しているようです。

入賞作品は長八美術館で展示される  みたいですよ。

もし、 「 我こそは・・・ 」  と思われたら、参加してみるのも面白いかもしれませんね。

このような活動が 【 鏝絵 】 、そして  漆喰 の地位向上に繋がっていくと思いますので、どんどん盛り上がっていけば良いですね。


私の兄弟子にも趣味で鏝絵を制作している人がおります。

これは従来のレリーフ状で作られた鏝絵とは一線を画する存在感があるのですが、ご自身で研究して自己流で技法を確立されたそうです。

この限りなくリアルに近い作品は、 鏝絵を越えた漆喰芸術 であると言っても過言ではないでしょう。

多くの人達に見てもらいたいので写真をUPしますね。





W氏から  「 お前になら教えてやるから、また高山に戻って来い! 」  と誘っていただいておりますが、なかなか赴くことが出来ておりません。いつか、私自身が本当の意味でやる気になった時、門を叩いてみようかと思っております。

モノになるか自信がありませんが・・・


何はともあれ、 【 鏝絵 】 という芸術が多くの人達の目に留まれば、漆喰や左官も見直されるかもしれませんね。