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左官の仕事~ プラスター

投稿日:10.05.2014|カテゴリー:Blog|コメント・トラックバック:0件

今回はプラスターについて書きますが、ほとんど経験がない仕上げなので文献などで調べました。

私自身の経験に基づく話でないので間違っている箇所があればご容赦ください。

逆に勉強させていただけたら幸いです。


英語で 《 plaster 》  とは、漆喰や石膏、土壁など  《 左官の塗り壁仕上げ 》  の総称です。

つまり、塗り壁仕上げは全て 《 プラスター 》 なのですよ。

日本でプラスターを指すモノは  【 ドロマイト プラスター 】  もしくは、  【 石膏 プラスター 】  の事です。 昭和30年前後の左官全盛期の頃、一番多く塗られた左官仕上げと聞きました。

昔の学校や病院、その他の施設などで良く施工されていたようで、今でもその名残が残っている箇所もありますね。


【 ドロマイト プラスター 】とは、ドロマイト(苦灰石)を950~1100℃で焼成し、水和反応を経て粒子を調整して作られた塗り壁材料です。 よく漆喰と混同されますが、成分的にも似ているのですよ。

漆喰との違いは、マグネシウムが含まれる為に粘り気があり、糊を入れなくても作業性に優れております。



化学式で書くと


ドロマイト プラスター : Ca(OH)2,Mg(OH)2


消石灰(漆喰): Ca(OH)2



比べてみるとかなり近い存在というのがお分かりかと思います。

硬化のメカニズムも漆喰と同じく、炭酸ガスを吸って硬化する気硬性なので、まさに漆喰の親戚みたいな存在ですよね。


【 石膏プラスター 】  とは、焼き石膏を主原料にした塗り壁材料で、乾燥による収縮が少ない為にクラックの心配が少なく、色も真っ白なので仕上がりが美しいという特徴があります。

ただし、現在では仕上げで用いられることは殆どなく、バーミキュライト等を混入して石膏プラスターの上に塗る仕上げの下塗り材料の事を 石膏プラスター と呼ぶことが多いです。


以上、プラスターについて書かせていただきました。






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